屈辱窒息死


悪いことなんてなにも知らないような

堅実に日常を送る

純粋な為だけに動かされる 指が



今 私を乱れさせるためだけに動かされ




汚れ 私の熟れた欲で 光を吸い込んでいる







君の指を 汚す 穢す ケガス







君のこんなに乱れた姿 欲 汗ばむ姿を


みんなは知らない





普段君が楽しそうに話す友達だって

こんな姿みれないんだ




今は 私だけの 指

私のために動かされる







君のやけに落ち着いた目に見下ろされ嗤われ




体の奥がきゅっと狭まる





その冷静で冷めた

内側に熱を持つ静かな瞳に


支配されている快感と

透明にされる羞恥心

されるがままの屈辱に窒息死









熱を持った吐息が逃げ









私好み 少し 乱暴な指遣い


君の思うがまま 乱れる体


限界を知らない 声漏れる








君の純粋で清らかな指を汚した

罪を私は払うことになる







痛みは快感だ