果実を齧った跡 それは君の体の放物線僕の薄汚れた指で湾曲した君をなぞる 「綺麗だね」 その言葉がビロードのような波となって私の脳内を無口なドーパミンが駆け巡る 泣きたいような 蜜の甘酸っぱさが切なく 唇を強く結ばせた 「綺麗だよ」 君はまたさらさ…
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